一久さん最高や!

今日は低めに思いっきり投げ込める、ということがどれだけピッチャーにとって武器になるかということが出た試合でしたね。




石井一久投手は序盤、いい球がストライクを取ってもらえなかったりして苦しいピッチングになっている感じでしたが、そこで戸惑って崩れないタフさはさすが格が違いますね。イケイケなバッター揃いのマリーンズ打線に対しては、ボールになるような球でも、これを振らずにいられるか、というような思いっきりのいい振りで投げ込む石井投手のような飲まれない強さが必要だと思います。藤田太陽投手、シコースキー投手も同じで、今日のような展開、昨年なら逆転負けという結果でもまったくおかしくなかった。そうならなかったのは調子や投げる球の凄さよりも、<どこに投げればいいかわからない>というような窮屈なピッチングに自分で自分を追い込まない、という一点でしょう。

いやぁ、今年は久々に投手陣で感動できる試合が多いです!これが真の渡辺監督の改革なのかもしれませんね。