今年も始まりました

昨年から、何とも運がない、と嘆きたくなるような展開が続いているライオンズですが、今年もキャンプ地が噴火災害に見舞われる中の波乱のスタートで、あまり幸先がよくない感じですね・・・・。

ただ、ポジティブにとらえれば、昨年秋季キャンプの坂田選手の怪我も大事には至らなかったように、不安要素を抱えながらも現時点では大きな故障者もなく(今季リハビリ専念の田中投手除く)来れているので、それだけでも昨年よりもツキはあるともいえるのではないかと。自費キャンプ参加者もいないですし(^^;。

何より、菊池・大石・木村の3投手をはじめ、今年は若手の投手陣に勢いのある選手が多い。武隈・平野・岩尾・松永・山本と、育成期間を経て今季本格的に戦力になれそうな投手の名前もかなり挙がります。勿論新入団ですが牧田・坂元両投手もすぐに戦力として期待したい選手ですし、これだけ期待できる名前が挙がれば、これまでの主力の涌井、岸、帆足、石井一、ミンチェ、グラマンシコースキー、小野寺、長田、岡本篤、藤田、星野、西口という顔ぶれと合わせて、相当競争は激化しますし、更に中崎投手のような眠れる有望株や、野上・宮田ら伸び悩み感のある投手たちの中からひとりでも、いきなりブレイクしちゃったりなんかした日には、もう本当に、監督にとっては誰を使っていいか、嬉しい方の悩みの種になるでしょうね。

野手はいうまでもなく、昨年の怪我人続出でも乗り切れた程の層の厚さの上、秋山選手らが加わって益々充実していますし、投打ともに戦力は充実し、色んなタイプの選手が揃っている、今季のライオンズは収穫期となり得ると思います。

唯一未知数といえるのは捕手のポジションですが、ここに関してはここ数年絶対的なレギュラーといえる選手がいませんでしたし、守備面で計算できる選手が抜けたといっても、残った上本・銀仁朗・野田といった選手が経験の面で欠けているということはないでしょうし、何とか乗り切れるのではないかと思います。個人的には打撃面でセンスのある岳野捕手に期待しています。

パ・リーグは他球団もかなり底上げをしてきていますし、今季も厳しいリーグ戦になりそうですが、実りの秋、渡辺政権のひとつの集大成とできることを願っています。