Onenes of Juju 'West Wind'



どうもセンスがないので、自分で選んで買ったものより、ひとからただで貰ったCDの方が良かったりして困る。別に困る必要はないのだろうけれど、CDショップで散々ジャケットと睨めっこしながら検討しまくったものが、他人に処分される運命の素性もよく知らないアーティストに負けるという事実がちょっとヘコむのだ(笑)。

さて、このjuju(日本の女性アーティストに非ず)というグループのアルバムも、5、6年前に当時通っていた研究室の教授が処分したいから勝手に持って行って、と置いていたのを貰ってきたのだが(他に貰ったのがテンプテーションズ。研究者がこんなんばっか聴いてていいのか、怪しからん(笑))、頂戴しつつも、自分で選んで買ったものでないので何となく聴いたら負け、みたいな気分があり、あまり真面目に聴こうとしなかった。しかし、悔しいことにこれがいいのである。今だとスムース・JAZZというカテゴリーになりそうだが、オサレ過ぎず、ポップすぎず、民族音楽的過ぎず、JAZZ的要素とエスニック、R&B要素が気持ちよくバランスしている。何よりファンキーさがいい。

ジャケットだけ見てアフリカ音楽なんだろうな~、と思い込んでいたのだが、どうやらアメリカらしい。その筋では有名らしいが、なかなか情報がない。

African Rhythms ; Onenes of Juju 1970-1982