浜岡原発停止、決定には従う…苦渋の御前崎市長

浜岡原発停止、決定には従う…苦渋の御前崎市

浜岡原発の運転停止要請を受けて、記者会見する石原茂雄市長(7日午前9時52分、静岡県御前崎市役所で)=佐々木紀明撮影

中部電力浜岡原子力発電所の全原子炉の運転停止を求めたという菅首相の突然の表明から一夜明けた7日午前、同原発が立地する静岡県御前崎市の石原茂雄市長は市役所で記者会見し、「停止要請は法的な措置ではなく指示だと思うが、国の決定には従うしかない」と、政府方針を受け入れる姿勢を示した。

一方で、「国策であれば、もう少し地元の意見を聞いてもらい、反映してほしかった」と苦言も呈した。今後の地元経済についても、「雇用問題などで大変大きな影響が出てくることは間違いない」と苦渋をにじませた。

また、石原市長は、原発停止後の再開可能性について「個人的には非常に厳しいと思う」との見通しを示した。東京電力福島第一原発の事故で住民の不安は高まっており、浜岡原発がいったん止まってしまえば、再び住民から運転再開の同意を得ることは難しいことを心配した発言とみられる。

(2011年5月7日11時19分 読売新聞)
何かかっこつけて見せてますが、要は
 
東海地震が発生した場合の事故の危険性の高さは認識している。
 
原発関係の雇用、助成金を別にすれば、大多数の地元住民は浜岡原発が存在し続けることを不安視、営業停止を希望していることを認める。
 
・でも僕ちゃんは大多数の住民の希望より原発関係者の都合の方が心配なのよ。
 
ということですかね?それと、「本来はすべての原発が危険なので、見直し、停止が必要」ということも主張されたいみたいですね。何て急進的な考えをお持ちなのでしょう。