ペケルマン~それどないやねん

 ユース代表監督出身のひとは共通してどっか勝負に徹しきれない詰の甘さがあるのでしょうか?


 スピードで抜け出せるサビオラを外してきた采配といい、いきなりリケルメを交代させたことといい、

正念場に来て戦術的にもポリシー的にも一貫しない揺らぎを見せてしまったように思えて仕方ありません




 選手たちはそれでもよく戦い抜きましたが、最後はやはりこの不用意な采配が尾を引きました。PK戦

、経験のあるクレスポがいれば・・・。


 それにしても、ファールの基準がラテン系の<狡賢い>プレーをする選手には厳しい大会です。この試

合も、杓子定規な基準の適応で随分アルゼンチンが損をしたように思えます。審判にも精確に判定する技

術が必要だと思うのですが(ドイツの選手のボールをとられた後の動きの拙さをアルゼンチンのファール

としてジャッジされたシーンが随分あったように思えます。一方で本来の技術の拙さから来るドイツのフ

ァールは、アルゼンチンの選手が反射的にファールを貰いに行くような倒れ方をするせいで逆に流される

ことが多かったような)。


 ところで今日はマラドーナがいなかったみたいですね。ベッケンバウアーばっかり映ってましたが。本

国強制送還でも喰らったのかな(笑)?彼には是非次期代表監督になって欲しいものです(身体が保てば

)。