スコラーリ残したぁ!!

 ポルトガルフットボールの神さまの思し召し?で、何とかイングランドを退けました!


 オランダ戦の後遺症から、<共倒れ>になるかと恐れていましたが、結果はどうであれ終始受け手に回

ることなくゴールに向かった闘志がダメージをカヴァーしましたね。


 イングランドは(ブラッターに同調するようで嫌なのですが)、エリクソンの<負けない>フットボー

ル、選手の才能をスポイルするシステムでは、結局のところ大きなものを勝ち取るには不足だったのだと

思います。ジェラード、ランパードがPK戦で共に失敗したことが象徴的な光景のように見えて仕方あり

ませんでした。結局のところ、錚々たる顔触れに見えた今回の代表も、この二人を初めとして、ほとんど

の選手が持てる力の全てを発揮できないまま去ることになりました(この試合で目立った活躍を見せたの

が、エリクソンシステムを最も忠実に体現し得るハーグリーヴスとレノンという<非クラッキ>であった

ことが印象的です)。ファーディナンドの涙は可哀相でしたが・・・。


 ブラジル、アルゼンチンの敗退で、とうとう<ワールドカップ>が<ユーロ>になってしまった感じ(

笑)ですね。僕好みのアグレッシブなサッカーを見せてくれるチームももうポルトガルしかいなくなって

しまいました・・・。復活フランスは非常な難敵ですが、デコも戻って、結果はどうであれ最高の試合を

見せてくれることを期待します。