ド根性気合熱血魂手加減自爆

　僕は自分では「俺って軟弱かい？」という性格だと思っているのだが、何故か熱血ド根性ガエル、星一家のような言動をとってしまうことが稀に、いや、最近結構ある。

　昭和に生まれ、８０年代に子供時代を過ごした男子の宿命だろうか、一生懸命なんてダサいぜ（この言葉遣いがダサいぜ）、というポーズと、男子たるもの気合だ、根性だ、という相反する価値観が身体の中に同居しているのだ。

「根性でなんとかなったら日本は戦争に負けてないよね」

なんて嘯いた同じ口の持ち主が、

（まったく、聖闘士星矢もキン肉マンも魁男塾も北斗の拳も知らんような最近の男子は軟弱過ぎる！）

などと心の中で毒づいたりしてしまうのだ。

　そう、僕は意外と？精神論に弱い。自分では理性の権化だと自負しているのだが（自意識過剰）、年上のオッサン年長者に

「今のお前に足りないものは何だと思う？」

などと訊かれると、

「そ、それは他の全てを捨てこの道を真直ぐに突き進むという覚悟でしょうか・・・・」

などとヘナヘナと答えてしまう（充分軟弱じゃん）。

　これはヤバいんじゃないか。幼少時からのマインドコントロール、刷り込みで）、オッサン父の世代の価値観に完全に丸め込まれて、いや、取り込まれているのでないか。

　今の『スラダン』とかで育ってきた世代はやっぱ「足りないのは才能でしょ」、「資格かなぁ」みたいな割り切った考え方なのだろうか。でも、意外と幼い頃の免疫がない分、逆にオトナの不条理な理論にコロリと騙される奴も多いような気がする。何の捻りもない海とか空とか愛とか青春とかにエラく素直に感動してる姿を見ると、薄気味悪くすら感じる僕は薄汚れてるのでしょうか？ｗ

　イカン、「今の若いモンは」になってしまった・・・・（＾＾；。

「そんなオトナ、修正してやるっ！」

　ハイ、ごもっともですｗ。　

＊画像は　http://www.gun-plus.com/gallery/turna/turna_4.jpg?PHPSESSID=0f44240e410ff7b093a9c40891c1a5ee　よりお借りしました。