天秤座はなぜ老師なんだ・・・・(TT

 僕は占いの類は基本的には信じられません。占いというものは人類の歴史と同じくらい古くから存在していてデータベースとしての蓄積もあり、特に人間の性格分析としては心理学や社会学のそれよりもかなり蓋然性の高いものもありますが、それはやはりどこまで行っても種も仕掛けもあるもので、何らかの神秘的な力で個人の何かを見通していることなどあり得ないと考えています。

 そんな僕ですが、こと自分の事に関しては一番胡散臭い血液型性格鑑定でも「ちょっと当たってるかも」と思うことがあるのも事実。先日も、プレゼントをする必要があって知人の星座(正しくはここでいう<生まれたときの星>は十二星座ではなく黄道十二宮なのでこの言い方はおかしいらしいのですが、他に言い方を知らないので・・・・)を調べたら、星占いのページが出てきました。

 ここで僕の星座である天秤座の性格鑑定を見てみたのですが、その中で目を引いたのが、「天秤座生まれの人は対人関係で2、3人での付き合いを好み、集団での行動は苦手とする」というような記述(そのページが見つけられないので精確なところは思い出せませんが・・・・(^^;)。

「そうそう、コンパとかだと全然話に入れずに終わったりするんだよね~、なんか話してても社交辞令で面白くないし。やっぱ少人数で親密な空気が好きだな~」などど思わず頷いてしまいましたw。騒がしいところだと話のペースが掴めないんですよね~。まあ単なる内弁慶ともいいますが(^^;。

 でもこのサイト、いかにしてこのような鑑定になるか、という根拠の部分がかなり?です(大体星座占い自体南半球生まれの人は対象外?とか疑問は山のようにありますがw)。天秤座のひとが生まれる季節は穏やかな気候なのでがつがつしない性格になる、とか、一見尤もらしいかも知れませんが、気候なんて毎年違うものだし、よしんばそれが性格に影響するとしても、生まれたその日の気候よりもその後の数ヶ月のものの方が大きい気がするんですけど・・・・w。

 まあ、性格なんて、どんなこといわれても大体のことは多かれ少なかれ思い当たる部分はあるのではないかと思いますが。多分間違えて蠍座の説明とか見てても、「そうかも!」と思ってたんじゃないかとw。どうしてこういう鑑定になるのかという説明部分がもうチョイ増しなら面白いのですが。う~ん、でも占いを信じる人にとっては結果だけが重要でそこに至る過程や根拠はどうでもよかろうなのだ、なのかなぁ・・・・www。