撤退ではない、後ろに向かって前進なのだよこれは!

 中低域用に使っていたパワーアンプのフォルテとYAMAHAのイコライザーを高域に回しました。

 スピーカーのGS10は2Wey構成でクロスオーバー周波数は2.7KHz。詰り、シンセサイザーやピアノ、電子オルガンを除く殆どすべての楽器と声の基音部分をBass/Mid-Rangeユニットが担当していることになります。

 実際にBass/Mid-Rangeユニットだけで聴いてみると、シンバルの音などは殆ど聴こえませんし、倍音を含む高域部分を再生するアンプに手を抜いていいとは思えませんが、現状では電源周りなどがお粗末でフォルテの実力を発揮できているとは思えませんので、試験的にカタログスペック上はパワーが上のS.A.T.のプリメインアンプに一番美味しい部分を担当させることにしました。

 しかし、改めて聴いてみると、S.A.T.のAmplifixは、やはりすっきりめというか濃さが足りない気がします。逆にフォルテは意外と?高域にも向いている感じがします。シンバルの重い金属音が飛んでくる感じでこれはこれでまた違った魅力があります。

 ただ、イコライザーを高域に使うとやたらとサーノイズが強く出るようです。これは、仕方ないのかなぁ・・・?

 ああ、早いとこフォルテをへぼい電源タップから解放してやりたい・・・(^^;。アイソレーショントランスみたいの欲しいなぁ・・・。