グルグル

<ライオンズ>シコースキーの腕ブン回しを初めて観ました(笑)。



西口投手の投球は、映像でフルできちんと観れてないのですが(7回からしか観れてないので)、結果だけ観ると、う~ん、厳しいなぁ・・・・、と・・・・(涙)。

正直、ここまでゲームをつくれる可能性の低い先発なら、数字上だけでいえば野上投手や長田投手辺りを投げさせたほうがまだ計算できそうな気がします。勿論今日の打線の初回からの奮起にしても、西口投手のために、というモチヴェーションがあったのかも知れないですし、そういう単純な数字には現れない心理的要素も無視してはいけないと思いますが。計算出来るロング要員をひとり減らす、ということも現実的にはマイナスであることもわかっています。

僕は西口投手が好きです。しかし、好きだからこそ、ファンからは登板日にはほとんど失望のため息が漏れ、相手チームのファンからは、「西口だから5失点までなら勝てる」というような発言をされるような現状がとても寂しいのです。

勿論、いっそ身を引いてくれとは決して思いません。ですが、山本昌投手など、現在の西口投手くらいの年齢での成績の落ち込みから復調した選手もいます。このまましっくり来ないまま投げ続けるよりも、2軍でじっくり調整して手応えを掴んでから戻ってくることがもし出来るのなら、その方がいいのではないか・・・・。少なくとも西口投手の年齢だからといって5回6回までしか投げられない、と決まっているわけでもないのですから、9回投げきれる投球の勘を取り戻してくれれば何かが変わるんじゃないかとも思えるのですが。


打線。やはり中村選手が復調してくると違いますね。怖い4番がいると、他の打者に対する際にも投手に心理的重圧をかけるとこができます。4番目の打者と4番打者は違う、とはこういうことでしょう。かつての伊原流、<繋ぐ3番>的に考えると、3番栗山選手というのも臨時の措置としてでなく、ひとつのかたちとして使い続けてもらいたい感じもしますね。今の3-5番は役割分担がはっきりしていると思います。中島選手が復帰してきたとき、彼をこの打線のどういったピースとしてはめ込むか、ということも結構シーズンの今後を左右する要素になってくると思います。決して中島選手が不要だとか3番に不適格だということではありませんが、彼が決してバントなどさせられない格の打者であることも確かですから。現状は1番2番でつながらないことが多いので、1番3番4番5番、2番3番4番5番での攻撃というかたちになってしまうことが多いように思うのですよね。もしも1番から5番まで有機的につながるようにピースをはめられたら、凄いことになると思うのですが。なかなか難しい、でもそういったことをあれこれ考えるのも野球を観る楽しさでもありますね。