Silver Jews"American Water"

これも100円ワゴンセールで買ったもの。もう8年くらい前になるのではないだろうか。富山で暮らしていた時に、なぜかTVゲームショップで売っていた。

いったいどういう素性のアルバムなのかも皆目わからいものの、何となく地味そうなのがいいと思って買ったが、聴いてみるとやっぱり地味で、当たりだなと。

当時はブルーズに興味を持ち始めた時期で、何となく一曲目の雰囲気がブルーズフィーリングがあるなぁ、と思って気に入ったのだが、調べてみるとこのバンドはインディーロック系で、ペイヴメントに似ているらしい(というかペイヴメントのメンバーも在籍していた)。ペイヴメント今まで聴いたことなかったが聴き比べると確かに似てますね。でも、ヴォーカルはSilver Jewsの方がよりフラフラでいいと思う。

1989年デビューでこのアルバムは1998年のものだから、この時点で結構ベテラン。2009年に解散。リーダーのDavid Bermanは実業家の息子で、どうやら父親に反発してこういう音楽をやっていた口のよう。そういう経歴やヘナヘナヴォーカル合わせてなかなか面白いキャラなんじゃないかと感じるが、残念ながら現在音楽からは身を引いているらしい。

最近再認識したのだが、どうやら僕の音楽的好みは90年代インディーロック、カレッジチャート系のようだ。その辺はあまり積極的に聴きこんだことはないし、R,E.M.とかのメジャーなのは初め聴いたときはそんなにいいと思わなかったのだが、最近は結構その辺も好きになってきている。