トーマの心臓

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・・・・そして彼を生かすために
ぼくはぼくのからだが打ちくずれるのなんか なんとも思わない

人は二度死ぬという まず自己の死 そしてのち 友人に忘れ去られることの死

それなら永遠に
ぼくには二度めの死はないのだ (彼は死んでもぼくを忘れまい)

そうして
ぼくはずっと生きている
彼の目の上に
 
 
 
以前『トーマの心臓』に関して書いた日記がありますのでよろしければどうぞ。