ヴォーグ

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ブックオフで買って来たヴォーグから模写。チョーク画。

何か顔がでかいんだよな~~~。どうしてバランスが悪くなってしまったのか見ながら描いていながらイマイチ?めない(><。

初めて黒の色画用紙に描いてみましたが、結構いいですね。チョークの持つ独特の雰囲気を活かしやすい気がします。というかチョーク画って本来色画用紙使う場合がかなり多いものなんでしょうが。

ヴォーグって荒木飛呂彦みたいに作画のヒントにするために買う人の割合結構多そう。ただいつもいつもファッションモデルのポーズ集紛いという訳でもなく、号によってはかなりニッセンカタログ寄りだったり(まぁ本来はこっちなんだろうけど)、僕のチェックした限りでは結構使えるか使えないかはバラつきがある感じがしました。冊子としての厚みもバカ厚いかと思えばその半分くらいの厚みの号もあったり。その辺の編集方針の一貫性の無さも何となく向こうの雑誌っぽさのような気もします。

クリムトの本を見てると、習作はチョーク画が多い。油彩の作品もチョークっぽい雰囲気の色使いが多いですね。ああいう感じに憧れるなぁ。というか真似したいと思ってちょっとずつ練習しているんですが、当然ながら難しいです。やっぱデッサンから違いますもん、無茶苦茶上手い。

昔から天野喜孝の絵に惹かれてたりして、あの人クリムトの影響強いですもんね。やっぱクリムトいいんだな。通俗っぽいといわれようが女がエロいのだいいのだ。ミュシャはちょっと漫画っぽ過ぎてロマンシングサガの人みたい。この微妙な関係性、違い、伝わります?無理かなぁ・・・・(^^;。

最近はレオナール藤田っぽいのにも憧れます。でもこの人たち共通して一見ちょっと崩した描き方なんですけど、デッサンは凄く上手い。写真みたいのも描ける。当たり前かもしれないですけど、やっぱスゲー無理だと感じてしまいますね。
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藤田嗣治 「仰臥裸婦」 1931年

何故か私の住むF市の美術館が所蔵しちゃってる結構有名な作品。これまで2回見に行ったんですけど、線が凄いんですよねぇ。細い線なのに塗り直し継ぎ足しなしで描き上げてる。どうすりゃこんな風に描けるのか行くたびに見入ってしまいますがムリですね(><。

バスキアっぽいのにも惹かれるんですけど、あの人の絵を見てると自分のイマジネーションと教養の無さに絶望感を覚えてしまいます。ホンマ芸術の世界は化け物ばっかやで。