RCR(Rolling Circus Revue)CD&DVD到着

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 家に帰ると8月末に申し込んだRCRのCD&DVDがようやく到着していました。

 早速DVDから観てみます。

 ・・・・う~ん、なんで土屋公平とやるようになってからのライヴ収録作品はみんなアカペラ状態なんだろう?

 どうしても僕の耳には音のバランスがおかしいように聴こえるんですよ。なんか志向性の高いマイクでカラオケを生録したみたい(したことあるんか)。楽器の音が遠い。演奏シーンが映っても、音と一致しない感じがする。特に高音が遠い。なんかベースとハイハットシンバルなしのドラムだけで伴奏しているようにも聴こえます。きらきらとした高い音を殆ど弾かない土屋公平のプレイスタイルのせいで高音が淋しいということもあるでしょうが、

 なにより、ノリがない。各パートがてんでばらばらにやっててるようで、音痴にすら聴こえるんですよ。レコードの回転数を落としたようなテンポがその感覚を更に増幅させます。

 おかしいなぁ・・・・。実際に会場で聴いた時は包み込むような音響で独特の横揺れのノリがバッチリ決まってたのに。いくらライヴの時の音響設備とは違うとはいえ、あまりにも記憶と違いすぎる。ミックスか録音の問題としか思えない・・・・。

 とりあえず、CDの方の音と比べてみることにしました。

 こっちは大分増しですね。でも、これミキシングちゃんとやってるんでしょうか・・・・。楽器の音は撮れてますが、音のバランスが滅茶苦茶。えらいデコボコです。色んなマイクで録った音を何も考えずに混ぜ合わせた感じのうるささ。当然ノリも失われています。

 CD版はどうも同じ日の公演の収録のものも、DVD版とは別に録ったっているようですね。聴いた装置が違うとはいえ、余りに音のバランスが違う感じです。

 どうも、今の甲斐さんのバンドにいる土屋公平、JAH-RAと、独特のリズムを持ったメンバーの直線的に向かってくるのではない、うねるようなノリをきちんと録ることが難しいんじゃないかと思います。会場ではあちこちのスピーカーから音が飛んでくるような感じでしたから、2chでそれをある程度でも再現するのはなまなかな技術では難しいのでしょう。きっちりときれいにミックスすると本来のノリからはかけ離れたものになってしまうので、滅茶なバランスも苦肉の策なのかも知れませんね。

 う~ん、でも、これどうにかならんもんかな・・・・。スピーカー増やして擬似マルチチャンネル再生にでもして見るとか・・・・(危険な発想)。