今更シークレットウィンドウ

 スティーヴン・キング原作の『シークッレット・ウィンドゥ』のVHSがビデオ屋の処分品で出てたので、買ってきて視ました(持って帰ってから吹き替え版だと気づいた・・・・orz)。

 原作読まずにキング原作作品を視るのは初めてかもしれません(あ、『スタンド』があったか(^^;)。主演ジョニー・デップジョン・タトゥーロ。『耳に残るは君の歌声』でも共演してましたね。ある日、他の男の元に走った妻と離婚調停中の作家の前に、作家がある作品で自分の書いた小説を盗作した、と主張するShootherと名乗る男が訪ねてくる・・・・・。

 内容的には、短編の映画化みたいですからばらしちゃったら元も子もないので書きませんが(実はここの紹介の中で大きなネタバレしちゃってますがw)、これってあのブラピ主演の大ヒット作と同じじゃん、これが盗作じゃないの?って感じもなきにしもあらず・・・・w。いやいや、まあ古典的なサスペンスホラーの手法なんで。ジョニー・デップのとぼけた演技はこの手のB級サスペンスホラーにはぴったりですね。なかなか結末には胸がスカッとするような、そんな自分が怖くなるような・・・・。ちょっと考えさせられるとこもありましたw。

 やっぱキングは使い古された手法にちょっとひねったスパイスを利かせるのが巧いですね。そういった意味ではキング作品は大作よりも小品の方が気軽に楽しめるしいいかも知れません。