テレビ

正直、地デジなんて観れなきゃ観れないで構わないのですが、映画とか海外ドラマのソフトとかはよく観るので、テレビというかディスプレイの買い替えには結構興味があります(チューナー全部別売りにしてもっと安くしてくれりゃいいのに)。

ただ、動画を映したときの液晶のひどい映像にはちょっと我慢できませんし、プラズマも高額な割には動きでブラウン管にちょっと負けてる感じだったので、有機ELとかSEDとか次世代ディスプレイの本命が一般化するまで気長に待とうかと思っていたのですが、どうもかなり雲行きが怪しい。下手すりゃまだ10年単位でかかりそうな感じです。

大体、映画のソフトをよく観るので、正方形に近い画面のブラウン管で観るとどうしても上下の帯の分、実質的な画面サイズが小さいのが常々不満の種。さすがに地上波終了までには有機ELは普及価格帯でそこそこのサイズのディスプレイで商品化していて欲しい、という目論見というか期待が潰え去ったので(これから動きがあったとしても普及価格帯はタイムスケジュール的に無理だろう)、我慢ができなくなってきました。

ただそうはいっても、そこそこ大画面になると液晶は論外(2、3万で買える商品ならともかく、10万以上もする商品であのリミテッドアニメみたいな動き。本当に皆我慢できてるのか)。で、プラズマに絞って情報収集していますが、店頭で観ても画質の良さがわかりにくい気はするものの、機種によっては動きはちょっと前に比べれば許容範囲内になってきたかな、という感じがしますし、価格的にもかなりこなれてきた印象。かなり興味が湧いてきました。

大体デジタル動画というのは、基本的に映し出されるディスプレイの精度が上がれば上がるほど元ソースの粗をそのまま出してしまうもののようで、これから普及していくはずのハイヴィジョン映像でさえ、フルハイヴィジョンのディスプレイで観るとお話にならない(色々画像補正はしているようですがそれでもなお)というのはちょっとどうなのかと思ったりもするのですが、まぁテレビ放送自体に興味はないのでどうでもいいかw。ただ、今のまったく美しい画面で観るメリットを感じさせない教養クイズてんこ盛りの番組しか生み出せない体力なら、無理にアナログ放送を終わらせることなどしない方がテレビ局にとっては余程いいんじゃないかと、要らん心配しちゃいます。地上波デジタルなんていつでも(どの時間帯でもいつ初放送のものでも)観たいプログラムを選んで観れるというものでもないと正直魅力はないです(というか当初デジタル放送という言葉を聞いたときそういうものだと思ってました。後で内容を知ってがっかり)。それができないならニュースだけあればいい。