Sandy Bridgeまで待ち

実はまだデスクトップパソコンの購入検討を続けていたのですが(ぐずぐずしすぎ)、結局インテルの新しいCPUが出るまで待つことにしました。

6コアCPUなのに安いAMDPhenom Ⅱ×6 1090T BEか、インテルのcore i 7 950が安くなってお得な感じなので、どちらかにしようか悩んでいたのですが、性能は良さそうなものの、消費電力や発熱をはじめネックも多く、結局これを導入したところでそれを上回るような利点のある使い方は僕の場合はしなさそうでした。

別にそれだったら敢えて高性能のモデルを選ぶ必要もないかとも思いましたが、色々調べたところ、パソコンはむしろCPU以外の部分、特に後から変更しにくい電源やケースなどにあまり妥協はしないほうがいいだろうという結論に達していて、そういう選び方をしていくとCPUをこれらより安いものに変更したくらいではそんなに構成価格は変わらない。

大体、Phenom Ⅱ×6 1090T BEとかcore  7 950のクラスのCPUでSSD積んだりメモリ大量に積んだりしてかなり贅沢な構成にしても20万程度で組めるのですから、つくづくパソコンも安くなったもんだなあ、と。しかし、ポリゴンばりばりのゲームや映像エンコードなんてそんなに興味ない人間からすると、いくら高性能で安くても持て余すだけで電力ばっかり食うというのが現行モデルの実情ではないかと。わざわざ使い道を探さないと使ってるだけで無駄が垂れ流しみたいなのはさすがに積極的には選びにくい。

考えてみると、core 2シリーズがよかったのは、それまで主流だったPentium4あたりのモデルに比べると、どんな使い方をしていても明らかに快適さが向上するのみならず、<馬鹿食い>ではなくとっつき易かったこと。現行のモデルにはインテル、AMDともそういう広くアピールできる部分がないように思えます。

12月にはリリースされるらしいインテルの時期CPU、コードネームSandy Bridgeは、普及価格帯のものからになるようですが、性能面ではcore i7 950なんかと比べても見劣りはしなさそう。しかもなかなかのGPUを内蔵しているという噂で、馬鹿食いも改善傾向の模様。価格もいつもの日本だけぼったくり価格でなければ(これだけ円高ならそうならないだろうと、まあ希望的観測ですが)、今のところ発表されている最上位のCore i7 2600Kでもcore i7 950あたりとそれほど変わらなくなりそうですし、これならやろうと思えば高度なこともできるし、その気がなければ別に普通に使っていても焦る必要はなさそうです。やはりここまで来たら待ちかと。

と、いいつつ明日には気が変わってたらごめんなさい。


しかし、core2duoが普及してきた頃の感じでは、今頃は12コアのCPUとかが普通になってるのかなぁ、なんて思ってたんですが、次世代でも4コアが主流。意外と進化が遅いですね。まだまだコアがいくらあってもそれを活かす使い方が出てこないんでしょうが、それこそハイエンドだけでもコア数をどんどん増やしてくれれば見栄えするのになぁ。意味なくてもそういう尖がった進化は続いて欲しい。まぁ現実にはパソコン自体が先細りでなくなりそうですが。