iPod Audioに可能性を感じた

最近ようやくまともな机を手に入れまして、近所のサティーで、元は3万6千だかのものを6、7千で買えたものなので、かなり上が広くいし、つくりも結構しっかりとしていいものだと思います。炬燵機能もついております。この冬はもう今更使いませんが(^_^;)。お絵かきなんかもかなりやりやすくなりました。引っ越してから、こういう自分の机がずっと欲しかったのでかなり嬉しい感じ。

置き場所がなくて畳の上などに転がっていたスピーカーもこの上に設置してやりまして、ようやくちょっと本領発揮させてやれている気がします。

今の自宅構成。

iPod Classic 160GB

ND-S1(S) デジタルメディアトランスポート

ONKYO SE-U55SX DAC

S.A.T. Amplifix プリメインアンプ

Monitor Audio BR-1 スピーカー

iPodから出すのとPCのiTunesから出すのとで比べてみたんですが、ようやくこの環境でiPodの優位性が感じられました。

音の見通しがかなりいいです。初めはPCはAIFFで、iPodはMP3の状態で聴き比べてみました、iPodの方で再生したときにMP3であることによる音の細っている部分がはっきりとわかる。これは結構再生装置としては高い次元にあることを示していると思います。なまなかな再生装置では逆にMP3と無圧縮音源の音の差は見えてこない。

次に、iPodの方もAIFFにして聴いてみます。

おお、音のふくよかさが違います。

PCでは細かいニュアンスはつぶれてしまっていますが、iPodではメリハリ、ノリ、音の抜けがいいです。ブライトなキャラが乗るような気がしますが、これは一枚皮を剥いだようなもので、本来のソースの姿なのかもしれません。

このサブシステムの構成でも十分に楽しめる音になりますね。これはまったく侮れません。DACApogeeのMini-DACにしたらどうなるか試してみたくなりました。

メインシステムの方にND-S1を持って行ってもう一度試してみる価値もありそうです。以前試したときは少し聴いただけで止めてしまいましたが、ちょっと工夫すれば主役を張れる可能性もあるかも、と思えてきました。

ちなみに今日の試聴に使ったのはDiana Krall "Live in Paris"。前はいつもリファレンスに使っていたものです。何か懐かしいな。

しかし、無圧縮で入れていくと多分ライブラリの5分の1もiPodに入らないのでいちいち入れ替えることを考えると面倒はありますね。iPodの寿命縮みそうだし。