2011.02.21.埼玉西武ライオンズ紅白戦(南郷)


昨日の紅白戦、中崎雄太がアピールできたようで嬉しい。球持ちを良くするフォーム改造が成果をあらわしてきている感じ。先発よりも、短いイニングで全力で投げるセットアッパー向きではないだろうか。きっかけをつかむシーズンになりそう!

打者では岳野竜也。スケール感を感じさせる打撃で、捕手としても存在感がある。将来はコンバートの可能性もいわれていたが、捕手のポジションで勝負をかけられる絶好のシーズン。銀仁朗、上本達之も決め手を欠くだけに、大穴で一気にブレイク、というシナリオを夢想してニヤニヤできる。

野球は投手の方が仕上がりは早いというが、本当にライオンズの場合は打者の仕上がりの早さが目に付く。期待の木村文紀、菊池雄星がかなり打ち込まれた結果になったが、投げているボール自体はそんなに調子が悪くはないようだった。むしろ、少しでも甘さがあれば打ち込んでいく怖さが打線に感じられる。

投手陣もかなり層が厚くなっているが、打線は本当にスタメンで見てみたい選手が多すぎて嬉しい悲鳴という感じだ。伸び盛りの浅村栄斗はこれから迎える旬を逃すわけにはいかない感じだし、斉藤彰吾も大輪の花開く雰囲気芬々。なのに高山久、GG 佐藤、ブラウンらもかなり脂が乗っている感じなのだ。

個人的には、浅村栄斗は中島裕之をサードに、中村剛也をファーストかDHに回しても今季はショートで固定するくらいの積りで大きく育てるべきだと思うし、斉藤省吾、秋山翔吾も、外野守備を考えても積極的に起用してもらいたい。

後、黒瀬春樹はもう走攻の面は下で学ぶことはないどころか、一軍でも使い続ければかなりの水準の数字を残すレベルだと思うのだけど、使いどころが見つけにくいんだよなぁ・・・・。浅村栄斗を優先されてしまうだろうし。非常に勿体ない存在になってしまった(涙)。