The Stone Roses 'So Young'

なかったことにされているファーストシングル。

レンタルショップで"Complete"というタイトルに華麗に騙されて手に取った半分海賊盤みたいな"The Complete Stone Roses"というCDが、僕の初ローゼスでした。

その1,2曲目に収録されていたのが彼らの両A面デビューシングルからの'So Young'と'Tell Me'。当時は、これがローゼスか、この2曲はいいけどほかのはイマイチやなぁ、などと無邪気に、当事者から全力で否定されている曲をフェイヴァリットにしておりました。まぁ残りの曲はアルバム"The Stone Roses"の収録曲のデモ集みたいなもんですからね。お蔭で"The Stone Roses"聴いたときはリミックスアルバムででもあるかのような音の違いにびっくりしました。

しかし、実際好みなんですよね、'So Young'と'Tell Me'。確かにローゼスらしくはないかもだし、P.I.L.とかのパクリっぽかったりするかも知れないけれど、イアン・ブラウンの声でこういう曲というのは、それっぽい声の歌手が歌ってるより面白いケミストリーがある。

まぁ、僕はU2はベルリン3部作時代が一番好きだったり、ブルース・スプリングスティーンも'Missing'とか'Lift Me Up'という弩マイナーなロック調じゃない曲の方が好きだったり、そのひとのホームグラウンドでないところでやってるものに萌える傾向があるので特殊かもですが。

リアムもなぁ。何かいちヴォーカリストとしてoasisとは全然違うフィールドでやってみたりしても面白いと思うんだけど。なんかBeadyはハリケーン#1withリアムという感じがしてしょうがない。