防振ジェル恐るべし

 
昨日(というか半日前)の投稿で、音楽再生機器に防振ジェルを敷きまくったことを書きましたが、そ

れから結構CDを聴いてみての感想。


 ジェル恐るべし。


 今までどうしてもまともに再生できないと思っていたoasisのアルバム"Don't Believe the Truth"が、

音楽に聴こえてきました。これまではえらくナロウレンジな録音で、どうしても音が分離せず広がらず、

いい曲だと思いながらも心から楽しめずに聴いていたのですが、各楽器とヴォーカルが前に押し出してき

て、全体もよりラウドに、生命力を得た感じ。ライヴの熱気が感じられます。


 他のCDも、これまでボリウムを十時くらいまで上げないと迫力不足だったのが、八時から九時くらいで

充分。十時だと逆にうるさ過ぎです。


 でもこれは電源をすべて壁コンにしたせいかもしれません。特にラウドさが出たのは、アンプの電源が

アースを落とせなくなったためであるようにも思えます(以前はタップで落ちていた、みたいです)。そ

れでも、これまでずっと不満があったドラム、ベースの質感のなさがかなり改善されているのは、ジェル

の効果が大きい気がします。


 あのふにゃぬちゃのジェルなんか敷いたら音もふにゃぬちゃるんじゃ?という感じもありましたが、な

かなかどうして、音は締まったし、表情が出てきて侮りがたい。まあ、機械で計測しているわけではない

ので、すべては感覚に過ぎないのですが、音楽なんか所詮自分が楽しめればいいので、僕はこれでハッピ

ーです。