Не эа что! (どういたまして)

 ロシア語の会話、というのはかなり丁寧な感じを受けます。

 聴いていて(全然聴き取れないけど・・・(汗))、一番よく耳に付く単語が、「パジャーゥルスタ」です。これは本当に色んな場面で使われるようで、例えば「○○(ひとの名前) パジャーゥルスタ」は、「○○さんをお願いします」の意味、文末に「・・・パジャーゥルスタ」で、「どうか・・・してください」、「どうぞ・・・しなさい」などの意味になるようです。「パジャーゥルスタ」は他にも、「スカヂーチェ パジャーゥルスタ(お尋ねします、教えてください)」のように慣用句的にしばしば出てきます。英語のpleaseに近いですかね。

 ひとになにかをしてあげたりして「スパスィーバ(ありがとう)!」と感謝されたときは「ニェ ザ シトー(どういたしまして)」。もともとは「どうってことないよ」というニュアンスなのでしょうか。これに「ニェ ザ シトー パジャーゥルスタ」と一言加えるとより丁寧な感じのようです。逆に「パジャーゥルスタ」だけでも「どういたしまして」の意味があるようですが、どうもこれは実際聴いてると、逆にくだけすぎた感じ、つっけんどんな感じのように聴こえます(喋り方が攻撃的に聞こえるだけか?w)。

 ひとに何か質問されたときも、必ず「スパスィーバ」といってから答えるのが礼儀(例えば「要らない(スパスィーパ ニ ナダ)」)。逆に日本人の好きな「ごめんなさい、すいません(イズヴィニーチェ)」はあんまりいわないのかな?まあ、日本人のは「ごめんください」の意味で使う場合も多く、あんまり純粋な謝罪のニュアンスはないですからね。でも、ひとにものを尋ねるのに「すいません」といえないとちょっと戸惑います。こういう場合も「プラスティーチェ パジャーゥルスタ」で、「パジャーゥルスタ」をつけると便利な感じ。なんか、表題と違う単語の話になってしまいましたw。