格差社会を息抜く

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 格差とは、いつの時代も存在したものだ、差別ではなく区別だ、などという論調がまかり通る世の中、

いかがお過ごしでしょうか。社会派ブログ、『狼さん』です(嘘)。


 さて、唐突ですが先日も書きましたように、買っちゃいました、新しいプリメインアンプ。
 

S.A.T.(Swedish Audio Technology)のAmplifix、2001年発売の製品です。なんかダンボール箱に書い

てあったシリアルナンバー見ると900番台って、初期ロットですかね(笑)。某オーディオショップで未

開封新品で(このクラスのアンプとしては)非常に安く売られていたものをゲットしました。勿論僕には

非常にでかい買い物です、ええ(涙)。


 試聴は買う直前にお店で3、40分程度しかしてないのですが、やっぱいいですねえ。今のところあんま

り癖とか個性みたいなものは見えないのですが、楽器の音が実に<らしく>鳴る感じがします。あんまヴ

ォーカルが前に押し出してくる感じでなく、小さなステージのまん前で聴いてる感じでしょうか。まあ、

スピーカーが小型でしかも両スピーカーの間隔が1メートルもないのが大きいのでしょうが。しかし、以

LUXMANのA級アンプを借りたときに聴こえてびっくりした、ヴォーカルの濡れた口唇の音(要するにリ

ップ音)はこのアンプでもはっきりわかります。ちなみにソースはCassandraWilsonのアルバム"New Moon

Daughter"。これまで何となくもやもやとした鳴り方しかせず、聴いていて楽しくなかったクラシックを

鳴らしても、すごく迫力のある感情豊かな再生音になったようです(聴いたのがチャイコフスキーの大序

曲「1812年」だからかも知れませんが)。


 今回初めてシステムの写真をアップしました。非常に危なっかしい設置です(汗)。この向かって左横

にアナログと、玉座を追われたYAMAHAのプリメインアンプが置いてあります。Amplifixにはフォノイコラ

イザーとヘッドフォン端子がついてないので、当面YAMAHAをフォノアンプ兼ヘッドフォンアンプ代わりに

使うつもりです。YAMAHAをプリ出力にしてAmplifixをパワーアンプ動作にして繋ごうとしているのです

が、Amplifixのプリ回路をカットするにはリモコンで操作しなければなりません。が、このリモコン、や

たらと造りが凝っているのはいいのですが、電池を入れるのに蓋をレンチで開けなければなりません。専

用のものが付属している、筈なのですが、ついてませんでした・・・。使用するレンチの口径が小さすぎ

て近所には売っておらず、いまだリモコンが使えません(涙)。


 このアンプは常時通電を前提にデザインされたものですが、待機時でも借りたLUXMANのもの程でないに

してもかなり熱くなります。一応しばらくはエージングのために通電したままにして置こうと考えていま

すが、いつもでは電気代もバカになりません。スウェーデンというとエコのイメージがありますが、オー

ディオの世界に限っては真面目にエコロジーに取り組んでいるのは日本が一番のようです(笑)。


 さてさて、この記事と表題との関連ですが、こじつけるのも面倒なのでまあ伝わるかな、と(笑)。世

の中、息抜きするのも結構大変です。