B&Wは好きになれない・・・

 JBLのNEWエベレストを聴いた場所で、別の日にB&WのCM1を聴くことができました(実は他にお目当てのブツがあって、それを試聴するのに用いたのですが)。

 基本的にB&Wのスピーカーは苦手なのですが、CM1はB&Wにしては随分と音楽的で聴き易くなっているという評判でしたので、聴いて欲しくなっちゃったら嫌だな~と思いつつ(あんまチャラチャラしたメジャーなものは持ちたくない天邪鬼な性格なので(^^;)ちょっと聴いてみたいと思っていました。ルックスもちょっとモニオ(Monitor Audio)に似てて(そうか?)親しみを感じましたしw。

 で、同時にQUAD L11も聴けたんですが、感想は一言でいうと、モニオの音に馴れた俺にとってはどっちもなんかバランス悪い感じです。

 QUADは中低域は艶があって魅力的。解像度も高いですが、高域は「?なんかユニット壊れてる?えらい鳴ってないけど」って感じ。一方CM1はやっぱり俺が苦手なB&Wの音楽の上と下がすっぱり切り離された「アイコラサウンド(今命名)」に感じました。

 まあ、モニオの音も苦手な人が聴いたら物凄く不自然なんだろうな、とは思います。だからモニオの方が優れてる!なんていう積りはありませんが、それにしても、QUADは独特の音楽表現を持ってて所有して耳が馴れれば嵌る音かも(高域の強調感がないのはある意味よりナチュラサウンドだともいえますし)、と思いますが、B&Wはまず家で音楽を聴く、というイメージが沸きません。確かにソースに入っている音は一杯引き出してくれているんだろうけど、その出し方のバランスが相当変に感じてしまいます。音楽に聴こえない。やっぱモニター向きなんですかねぇ。でも、音楽聴くんだったら正直これだったら情報量少なくてもモニオのRadius90でいいかな~、と。

 悪口っぽくなってしまいましたが、本当にB&Wを自宅で鳴らされている方がどんな音を出されているのか聴いてみたいです。エージングとかチューニングによって相当変わるのかも知れないし。これだけの評判なんだからきっと使い込めばこんなものじゃないんだろうな~、と思うんですけどねぇ。