足元注意

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 どうも高域の再生と低域の再生のバランスが取れていない、上は素晴らしくリニアに、生々しく鳴るのに、何か下がか細い、ベースの存在感が薄い、ポータブルCDpとイヤホンで聴いたらこんなにバランスは違わないのに、と常々悩んでおりましたが、昨夜は対策方法を模索して久々にSPの足元をいじってみました。

 Radius90の頃から、スピーカーの足には銅スパイクつきの人口大理石インシュレーターを使ってきたのですが、どうもこいつが犯人ではないか、と思い当たり、Radius90を導入したごく初期に使っていた黒檀ブロックに変えてみました。

 結果・・・、う~ん、低域はちょっと出るようになった気がするけど、同時に今まで表現力豊かに鳴っていた高域がなんかのっぺら、ベタ塗りのような鳴り方になってしまいました。特にマイルスのトランペットの微細なニュアンスが潰れてしまっていて、これは悲しい。ベタ置きにした訳でもないのにちょっと設置面が増えただけでここまで変わるとは・・・。これまでの再生音づくりに点接点でのスピーカー設置が大きく貢献していたことが確認される結果となりました。

 とはいえ、現状では明らかに低域に踏ん張りが利かない、力みが利かない状態ですから、どうにかしたいところ。高域の表現力を殺さずに低域を改善してやる方法がなにかないものかな・・・?