計算通り?

 中低域のケーブルをロ○ゼンさんからできるだけ短く切り詰めたダイソー3m105円ぽっきりケーブルに交換したところ、予想通り情報量や締りはこちらの方がいい。

 ライヴ盤のSonny Rollins "There Will Never Be Another You"(最近Rollinsさんがお好み)で比較したところ、ロ○ゼンさんでは気がつかなかった曲間の客席とステージ上の小さな雑音がはっきりと聴き取れます。

 だが、中域がなんだか安っぽく感じるのも確か。だがこれは通電し始めたばかりなのでここで判断するのはフェアではないかも知れないです。

 システムにおけるスピーカーに至るまでの機器が増えるごとに、接点などの鍍金部分も増え、電気信号はその伝達を阻害され、音色が変わる要因となる。そのため、小規模なシステムならば金鍍金やロジウム鍍金、クライオなどの処理をされたケーブル類などは音楽の音色に個性を与えるのに有効な場合が多いが、システムが大掛かりな場合逆にそれが多用されれば過剰となり、ボワボワになったり風呂場で聞いているような音になったり、情報が大きく欠落していたり、本来の音楽情報がかなり歪んだ形に聴こえるようになりかねない。砂糖を入れすぎたコーヒーのようなものだ。アンプやスピーカーなどの内部配線に余り凝ったものが使われないのはコストカットというよりも、こういった過剰を避けるためであり、正しい。

 以上がこれまでの体験を踏まえた俺の推測です。永遠の初心者ですので、間違ってる部分も表現がおかしい部分も多々あるでしょうが、少なくとも現状の俺のシステムでは間違った推測ではなさそうです。

 この考えからいくと、システムのすくなくとも半分ぐらいは、できるだけ短い非鍍金の電気の忠実伝導性に優れたケーブルを入れた方がバランスが取れるのではないかと思いますが、どうでしょうか。俺は鍍金などによる色付けすべてを否定するものではありませんので、システムすべてを銀単線の非鍍金などに統一するのが最良だとは思いません。多分そういうシステムは俺にとっては全く面白みのない音しかはかないような気がします。

 そうそう、初めはどうかな~、と思っていたダイソーケーブルですが、この記事を書いているうちに結構いい音で鳴るようになりましたw。このシステムでは空間表現も結構いい(のっぺりしない)し、そんなに荒くもありません。万人にお薦めはしませんが、俺のシステムにとっては1メートル約35円の超お買い得品でしたwww。



追記 きっと俺の他には誰もしないであろうダイソー105円ケーブルインプレ

 本文の内容と矛盾するとこもあるかも・・・w。

・情報量は多い(と思う)

 つーかロ○ゼンさんで欠落してた情報が多すぎるのかも知れませんが・・・(別に悪口じゃないですw)。

・力感もある

 でも音が潰れないのは偉いと思う。

・その分メリハリに欠ける・・・かな?

 ここは値段なりでしょうか・・・(^^;。ここでグッと踏み込んで欲しい、というところも、引き気味に鳴らして欲しいところも一本調子に鳴らしてしまうような・・・。