105円CD列伝 Sin??ad O'Connor "am I not your girl?"(1992)

この間ブックオフの105円ワゴンセールで乱獲してきた洋楽CDが、かなり当たりが多く、久々に嬉しい感じです。最近いい音楽との出会いがなかなかないだけに。しかし、ブックオフは内容関係なく、リリースから一定期間過ぎたCDは問答無用でワゴンセール行きになるシステムになってるらしいですが、こういうやり方も、このCDが105円はないだろ、とちょっと悲しかったり。まぁ10年くらい前に出た名盤を安く乱獲できるのは嬉しいのは嬉しいですけど。

とりあえず、気が向いたらちょっとずつ紹介的に書いていこうかな、と。音楽関係記事も久しぶりですが。

有名どころから。Sinead O'Connor "am I not your girl?"(1992)。

ジャズテイストのスタンダードナンバー・カヴァーアルバムですね。そんなに捻らずそれぞれの曲のイメージ通りに唄ってる気がしますが、上手いです。シニード・オコナーっていったら'Nothing Compares 2 U' のイメージしかありませんでしたが、このアルバムで今更ながら凄い実力派だと気づきました。マドンナより先に'Don't cry for me Argentina' やってますね。
マドンナ、歌い方をシニードからパクってるんじゃ?(笑)この曲、オリビア・ニュートン・ジョンなんかもやってて、結構スタンダートナンバーみたいですね。

向こうでは伝統的にミュージカル(レヴュー)発のスタンダードナンバーが多いようです。日本でもミュージカルは最近の映画化ブームで浸透し始めている気がしますが、まだまだそういう身近な感覚はないんじゃないでしょうか。僕も舞台俳優の声を張り上げる唄い方に魅力を感じられず、ミュージカルの歌なんて科白の代わりぐらいの価値しかないと思い込んでいましたが、お気に入りのあの歌もこの歌もミュージカル発、と最近知るようになってちょっと自分の不明を恥じています(汗)(でもやっぱり劇団四季とかあんま観たいとは思わんけど)。