訪問してくださった方々へ 是非足を止めてお読みいただきたいこと 「過程や手段など!どうでもよかろうなのだァー!!」ではやっていけないこともあるでしょう?

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 昨日、今日と、どういう訳か、非常に多くの方々がこのブログに足を運んでくださっているようです。大変ありがたいことです。本当に、お越しいただきありがとうございます。

 せっかく時間を割いてお越しいただいておりますので、是非ともそのついでとしてお読みいただきたい内容がございます。

 現在、国会で審議されている教育基本法改定案をはじめ、安倍内閣は数々の大きな行政的処断を下そうとしています。皆様はその実態をご存知でしょうか。

 安倍内閣の行っている不正は、タウンミーティングのような表面的なものばかりでなく、もっと深刻な、国民の権利全体に対する不正、裏切り行為です。企業からの税金は景気回復傾向にもかかわらず、更に減税措置、不足の税収は低所得層を含む国民からの増税で賄う方針を打ち出し、教育基本法<改正>案の実態は、そのような歪な社会の正当化、歪んだ愛国観、奉仕観の押し付け、刷り込みを目的としています。明白に核兵器保有可能にするための原料確保を影の目的とした(明白な影の目的とは語義矛盾ですが、そういった意図をあからさまにするほどにかれらは驕り高ぶっています)原子力施設開発の推進、自衛隊の軍隊化への道筋、そして意図的な情報操作による仮想敵(北朝鮮)設定の、目くらまし、国民をマインドコントロールしようとする作戦、<小さな政府>、<地方分権>を大義名分、隠れ蓑にした地方切捨、年金、健康保険、生活保護の弱者切捨て、再チャレンジの名の下の数字上だけの完全失業率低下の目論み、数字上だけの国の借金減らし、それも一流国の名分を保ち、国連常任理事国入りというというちんけな満足のためです。小泉時代に明確化した流れは、今大きく堰を切って噴出そうとしています。

 これらの政策が実現して得をする人間はどこにもいません。官僚、政治家たちはただ数字だけを見、数字だけに奉仕しているのです。数字に支配された社会は悲惨です。日本の国は国民主権、国民の幸福を第一の是としています。現在政府が行っている<改革>は、それを意図的に無視したものに他なりません。たとえ建前上真の一流国になろうと、その実態が偽りに満ちたものであればそんなものは欲しくありません。堅実質素な小国、小国民で十分です。われわれは太平洋戦争の失敗から何も学ばず、再び愚かな過ちに足を踏み入れようとしています。名ばかりの超大国に何の意味がありましょう。世界は昔も今もそんな虚栄を黙って受け入れるほど甘くはありません。我々は現在の北朝鮮の行動をただ格好の攻撃対象、嘲笑の対象とするのではなく、現在の日本の縮図、戯画化として受け止めなければならないでしょう。

 まだ国民が行動を起こせばこの流れは変えられます。国民に与えられた力、選挙行動によって流れを変えましょう。