10 Stories

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 甲斐よしひろ待望のニューアルバムの収録予定曲が一部発表になりました!今回はキャリア3作目のカヴァーアルバムです。

・今宵の月のように(エレファントカシマシ
・歌舞伎町の女王(椎名林檎
・くるみ(Mr.Children
夜空ノムコウスガシカオ
ハナミズキ一青窈
・接吻(オリジナル・ラヴ
・すばらしい日々(ユニコーン
・色彩のブルース(EGO-WRAPPIN')

 甲斐さんにしては珍しく、というか、意外というか(^^;、<フツー>の選曲ですねぇ・・・w。これまでに出たカヴァーアルバム(『翼あるもの』、『翼あるもの2』)は、意外な選曲を武器にしていた感じがあっただけに、かなり色合いが異なるのではないでしょうか。完全に90年代以降のカラオケ定番曲ばかり。甲斐さん、自分の十八番から選んでないっすか?www。でも、俺は名前は見覚えあってもすぐに曲が想起されるタイトルは半分もないですけど(^^;。俺って甲斐さんより年上のおっさん??(TT。

 いや、しかし、笑けてくるほどの真っ向勝負、正攻法ですね~。最近カヴァーブームでしたけど、逆にここまで最近のメジャー曲ばかり選んで来る人はいなかったでしょう。そう考えると、甲斐さんの戦略と姿勢が見えてきます。モダンクラシック、現代の古典への固定観念のないリスペクト、60年代だろうが、90年代だろうが違いは権威の衣を纏っているかまだそうでないかの違いだけ。甲斐さんは晩年までMichael JacksonやCyndi Lauperの新しい世代の曲を積極的にレパートリーに加えたMiles Davisのように、本質だけを見て選んでいるのだと思います。このような感性があるからこのひとから目が離せないんですよね~。

 タイトルはStingの"TEN SUMMONER'S TALES"にインスパイアされてのものでしょうか。音もああいう大人なモダンポップス路線なのかな~。原曲が現代のスタンダートばかりなだけに、どう料理してくるか楽しみですな~。甲斐さんのこれまでの曲には少ない、90年代風J-POPアーティスト特有の展開が妙に複雑なw曲が多いのも要注目。ミスチルはともかくエレカシとかエゴラッピンとかオリジナルラブとかあんな難解な歌い方されたら覚えられんっつうねん、好きでもないのに(爆)、状態でしたが、甲斐さんが歌ってくれれば覚えられる!俺のカラオケの持ち曲もこれで普通の人にもわかるものが増えそうです!(そこかいどっちみち原曲が難しい曲ばっかだから無理ちゃうのけ?)www。

2007年1月2日補足

 Amazon見たら全曲のリストが出てました。

1. 今宵の月のように
2. 歌舞伎町の女王
3. くるみ
4. ハナミズキ
5. 夜空ノムコウ
6. 接吻 KISS
7. 恋しくて
8. 色彩のブルース
9. すばらしい日々
10. Swallowtail Butterfly ~あいのうた~

 『スワロウティル』、チャラですか・・・。なつかすぃ・・・。しかしこの選曲、小林武史さんと友達にでもなったんでしょうかwww。