世界が混沌の極みに達した時、彼は生まれ落ちた。ひとは彼を再臨と呼び、また反キリストとも恐れた。でも俺は知っているんだぜ。奴の尻には尻尾が生えているんだ。奴には三つの眼があるんだ。しかもあいつは私生児なんだぜ。掃除の時間、俺は教室で女子の大…

白けた砂が服の中にも口の中にも入って砂利砂利し男はぺっぺと唾しながら煙草を吸っている。風の中で煙草の先がぜえぜえいうように早い息で明滅する。男は十字路に立って四五体の真ん中に倒れた死体を見張っている。真昼の太陽は砂嵐で血管の妖しい色に霞む…

あなた 私思いついたことがあるの 散歩に連れて行って欲しい シカモアの木たちの下に ベイビー 吹き嬲られる暗い木々 吹き嬲られる暗い木々の中に そうして私はあなたを見るでしょう そうしてあなたは私を見るでしょう そうして私は吹き嬲られる枝たちの中に…

この間ハンブルグ浮世絵コレクション展を観に行ってきました。余りの点数の多さにじっくり観る時間がないほど。ドイツ人の盗人め（笑）。 歌川豊国の「三代目市川八百蔵の武部源蔵 二代目岩井喜代太郎の戸波」 。 図録を買ってきたので模写してみました。で…

何だかやたらと描きやすい。 結構引っかかりがあって滑らかな描き味というわけではないのだけれど、どういうわけか思った線に近いものが引きやすいです。 逆に適度な引っかかりがあり、紙の上を滑っちゃわないのがいいんだろうか？うーんわからんがとにかく…

093と053と一緒にO濠公園に行ってきました。最近黄砂なのか花粉なのかわからないけれど、外出すると身体がかゆくなり、頭が痛くなるのだけれど、まぁそれを差し引いても気分のいい日より。 よっぽど栄養が行き届いているのか鯉がバカでかい。でも、餌をやろ…

今日も僕たちは気づかないふりで日常を演じてる 去年のキミがきけばウソみたいな話だと思うだろうけど 馴れの問題さ、と頭の中の何かが囁く ごめんね子供たち 君たちに残す未来はありません 現実が侵される 言葉が記号が置き換わる ハレルヤ ハレクリシュナ …

お絵描きリハビリ。 1週間ぶりくらいに絵を描いたよ（＞＜。ちょっと描かないと手に思い出させるのに苦労します。というかPCでまともに描けないし、手描きでもデッサン全然取れないし、日々ワタシの手は退化しているような気がするぅ～～～（＞＜。どうすり…

093の絵 2 柳の庭 （Down By The Salley Gardens） 柳の庭を下ったところで 愛するひとよ貴方に出逢った 彼女は柳の庭を過ぎていった 白雪の足で 彼女は僕に告げるただ愛し合いましょう 樹の葉の生い茂るようにと だけど僕は若く愚かで 彼女に肯けなかったん…

093の絵 1 昨日までは蕾だった桜が、待ちかねた四月に弾けるように花開きはじめました。今年は春の音連れも遅いように感じていたのに、昨日までの冬の名残りが慌てて消え去り空気まで一夜にして別ものになったかのよう。毎年暦に歩みを合わせるように気候や…

参考にする画像を探してたら、 Jolene Blalockという女優さんの画像がやたらと引っかかり、その上なんだか髪型だけ変えれば空条徐倫そのまんまやん！って感じに写ってる画像があったので、それをほとんど模写しちゃいました。しかし、横向きに寝ている絵は描…

いつの間にか女学生さん絵ばかりかなり描いていました。別にそういうフェチではないつもりだったのですが、この枚数では立派に属性ですな。まったく面目ござらん。 http://blogs.yahoo.co.jp/liki1978/61532657.html http://blogs.yahoo.co.jp/liki1978/6153…

以前は自分のツボが胸だと思っていましたが、むしろ後ろ姿、というよりお尻でした。ごめんなさい。

日曜日の朝は物哀しい。チロが死んでからはとりわけ。かの子が高校に合格したとき、卒業までの週数を指折り数えてみてたったの150週しかないのに驚いた。わたしがこの家にいる日曜日は、あと150回しかないんだ。150回の日曜日の後に、わたしはわたしでない他…

こないだIllustStudioの30日体験版を入れて、初日にちょっと触っただけで10日間ずっと放置してましたが（汗）、なんかここんとこチョークやパステルで描きすぎてるせいか、手が盛大にかぶれてきたので（涙）、そろそろデジタルの方も使えるかどうかちゃんと…

きっと僕らあの頃なにものでもなくて それで幸せだった 曲がり角曲がった時に 急に君が見えなくなった たったそれだけのことに僕は胸締め付けられ おさな子のように泣きそうになったんだ わかっていた この道はどこまでも続く道じゃない バス停を過ぎて 坂…

黄金の林檎は彼女の乳房の奥に仕舞い込まれている 梳る髪が夜の帳を落とす 焔と燃える瞳が地を射抜く 彼女は四つの目と六つの角の牛に乗ってやってくる 彼女の前で海は干上がり 彼女の後ろで轟音の滝となる 蜂蜜を流したような肌 ファラオとシャーがその身を…

・・・・そして彼を生かすために ぼくはぼくのからだが打ちくずれるのなんか なんとも思わない 人は二度死ぬという まず自己の死 そしてのち 友人に忘れ去られることの死 それなら永遠に ぼくには二度めの死はないのだ （彼は死んでもぼくを忘れまい） そう…

3月9日は初音ミクの日だったそうな。ホンマかいな。 だから、というわけではなかったのですが、久々に描いてみました。

やっぱり一番しっくりくるのはパステルですね。柔らかめのチョークに近い方がいい感じがします。

荒木飛呂彦は男を描くのにもわざと女性をモデルにするときいたことがありますが、僕も女性を描くつもりがなぜかごつくなって男になってしまうことが多いです。一緒にしてはいけませんね、すいません。でも、そういう描き方をした方が何となく雰囲気がある絵…

以前描いた下絵に着色してみました。水彩色鉛筆で描いたんですが、うまく筆でなぞる自信がないため水を含ませないまま。意味ないじゃん。 杜撰な性格のせいか、不器用なせいか、昔から水彩は色が混ざって濁ってしまうので苦手です。筆を丁寧に使い分ければい…

水彩色鉛筆で着色。どうもうまく使えませんこの画材は。

あんまり似ないなぁ・・・・。水彩色鉛筆は重ね塗りに向いていないようで、間違った色を乗せてしまったらそこでゲームオーバーですな。難しい。

プロフィール画像にも使用している有名な写真の模写をまたやってみました。以前はデジタルペイントでしたが今回は手描き。 濡らした画用紙の上にクレパスで描くという訳の判らない描き方です。一発勝負になるので微妙なところもありますが、面白い線が引け…

外では人達の怒号が鳴り響き 盾と矛が煌めく 血と汗と埃が舞う まひるの太陽を烟らす すべての父は狼とのとっ組み合いに敗れ 膝から崩れ落ちる ワタリ鴉は英雄たちの眼球と脳髄をせせり出す 大蛇は痛みに耐えかねて ぎりぎりと大地を締めつける ひび割れたそ…

あざとい、我ながら最近描く対象の選択があざとい。 パソコンでギャルゲ塗りの練習をしようと思って、線画取り込み用に描いたものの、塗りが面倒で面倒でもう仕方がなく毎度のことながら挫折しました。 基本的に僕は乱暴にガリガリ塗り重ねていくのが性に合…

以前にアップした絵の未加工のヴァージョンです。 ソファに寝転んでる構図で描いたのですが、ソファの色をどうすれば違和感がないかわからなくて仕上げられません・・・・。誰かどうすればいいか教えてください（涙）。